循環型社会への取組みも、各種リサイクルに関する法制度の整備を背景に、着実に進められています。ごみ燃焼の排ガスで発電する廃棄物発電をはじめ、木くずや廃材などの生物資源(バイオマス)を活用したリサイクル型の新エネルギー開発では、川崎重工やタクマ(兵庫県尼崎市)などの独自技術を持った有力企業が多数存在し、そのポテンシャルは高いのです。 琵琶湖の水質保全活動に取り組む滋賀県では、料理に使った菜種油の廃油を再利用し、自動車や船を走らせる「湖国菜の花エコ・プロジェクト」を草分け的に推進してきました。菜の花を地域自立のエネルギーとして循環させるこの取組みは、2002年に閣議決定された「バイオマス・ニッポン総合戦略」にも盛り込まれているほどです。 そのほか、京都市が家庭の廃食油をごみ収集車や市バスの燃料に利用するなど、地域住民を巻き込んだ資源循環・リサイクルの取組みは全国的にも注目されています。

我が社もこうした環境問題に取り組み、廃油の再利用等、産業廃棄物の再利用を推進し、

と胸を張って言えるよう、真剣に取り組んでおります。